にわかに欲す豪華えっさホイグッズ

先の土日は、小田原えっさホイまつり。
昨年は妻とふたり、特にあてもなく見て回ったものだが、今年は身軽に両日ひとり、どの会場をどう回るのが効率的か作戦練っての参戦。贔屓のチームは何度も見たい、気になるチームも見ておきたい。推し活なのか、これも十分。

初日の会場は、三の丸ホール、二の丸広場、銅(あかがね)門。室内での撮影には自信がないので、そぼ降る雨も厭わずまずは二の丸広場。最前列を確保することができたので(雨だから)、午前中はここに居座る(雨なのに)。

用意のおにぎりを頬張りつつ、午後は銅門に移動。アイドルイベントがあるらしく、予想外の人出におののくも、終わればどっと捌けるだろうと待つことしばし。午後からの演舞再開まで30分ほどあるので、苦もなく最前列を確保。ここでは皆一様にデカいカメラを携えている。

比べてぼくのは、居並ぶ誰よりも小さくチンケである気がする。近くで始まるカメラ談議にも参加できない。まー、話しかけられてもいないのだが。レンズは何ミリを使ってるのかだのなんだの。即答できない質問だ。自分で使っていながら、それが12-100なのか14-150であるのか、ぼくにはわかっていないのだ。

これでも昔はいろいろ考えたつもりで撮っていた。しかし、今や設定のほとんどはオートである。ほとんど全部カメラ任せで撮っている。ぼくはただシャッターを押すだけの人になっている。カメラに撮らせてもらっている人である。

などと心の内で述懐している間に午後の部スタート。雨上がってよかったとぬか喜びし、いやいやまだ降ってるやんとブーたれながらもここで最後まで、のべ38チームを観覧。撮った枚数は1000近く、満タンで臨んだバッテリー残は28%になっていた。

2日めは、初日の銅門会場がなくなって、流し踊りがお堀端通りで行われる。まずその一番手だけを見て、三の丸ホールへ移動。もう室内は苦手とか言っていられない。まー、カメラがなんとかしてくれる。

食事を挟んでホールで2組見たら、再びお堀端通り。6組ほど見て、二の丸広場。運よく最前列を確保しながら、1組だけ見て三の丸ホール。4組見たらば、最後はまたもお堀端。撮った枚数1200、歩数は1万を超えていた。

帰宅後、よさこい写真専用にしているXにいくつかアップ。たちどころに演者の目にとまり、お礼とともに「ぜひ写真コンテストに応募していただきたい」と言われてしまう。ぐふふ。そ、そぉ?

えっさホイ写真コンテストなー。
佳作、準大賞でえっさホイグッズ進呈。
大賞で豪華えっさホイグッズ進呈。
笑いながら言ってしまうが、にわかに欲しくなってきた。