横浜西口東口、蒸籠仇討御座候

ムシカゴが欲しいと、にわかに妻が言いだした。
ムシカゴ。なんだそれは。鈴虫でも飼うのか。てか、今そんな季節か。
聞けば、虫かごではなく蒸しかごなのだという。フライパンを蒸し器にしてしまう調理器具。そういえば、少し前までせいろが欲しいと言っていたな。

というわけで、家事問屋の蒸しかご。厨房方面に疎いぼくは初めて知ったが、家事問屋というのはキッチン道具ブランドで、似たような製品はアマゾンにもたくさんあるが、純正品を扱う店はそうそうない。浮上してきたのが中川政七商店。

中川政七。これは知ってる。何度も行ってる。いろいろ買ってる。創業地の奈良でも、隣街のショッピングモールでも。調べてみたらば、その横浜ルミネ店に在庫があるという。さっそく取り置きを依頼した。

横浜まで、それだけのために行く気はない。ついでに自分の用事も作ってしまう。まず映画を観る。近場でもやっているが、この際だから横浜で観ちゃる。「レンタル・ファミリー」とどっちにするかちょっと悩んで、結局「木挽町のあだ討ち」を観ることに。

ついでに有隣堂横浜西口店にも寄ってしまう。有隣堂なんぞ、ここいらじゃどの駅ビルにも入っているようなものだが、なぜ横浜西口店かというと、ここは星羊社の猫印ミルクグッズを扱っているのである。

猫印ミルクグッズ。これまでわざわざ野毛まで足を運んでいた。横浜駅近で買えるのならありがたい。横浜西口店のあるジョイナスは、映画館が入っているJR横浜タワーのほぼ隣、目と鼻の先。寄らない手はなかろうもん。

さらにこの際、東口のそごうにも足を運ぶ。御座候を買って帰る。ぼかぁ、甘い物が大好きだ。ジム通いを続けているのは、心おきなくそれを食べるためだという説もある。中でもあんこが大好きだ。一番は「このは」のたい焼き、御座候はその次ぐらい。

そんなこんなで久しぶりの横浜駅周辺だったのだが、有隣堂横浜西口店に苦戦した。ジョイナス上等、ジョイナス楽勝。と、即座に到着のつもりでいたら甘かった。初めての地下階は行けども行けども食堂街。えー、ジョイナスってこんな広かったっけ。ほとんど迷子。

なんとか目的は果たせたものの、一度行ったから次はもう大丈夫かというと、また迷子になる自信がある。絶対すんなりたどり着けない。ジョイナス地下は魔窟である。というか、ぼくがお上りさんなだけ。昔はポルタでも迷わなかったぞと言っても詮なきこと。

映画について、一丁焼「このは」については、長くなるのでまた今度。