愛しい時間はまだまだずっとこれからだ

たいして使いもしないスマホの機種変更、あれこれ目移りしていても時間の無駄であることに気がついて、結局購入したのは最初に目をつけた子供向け、シニア向けと評されていた1台。あいや、2台。ぼくもマダムも同じ色の同じ機種。差別化はケースで図る。

そんなケースも保護フィルムも、本体購入以前に注文済み。なので、なんだかんだと上位機種を薦めてくる店員がむしろ気の毒。すまんね、売りつけ甲斐のない客で。いい仕事させてあげられなくて。

というわけで、スマホ話はさっさと終わる。面倒なデータ引き継ぎ作業も、あれやこれやの設定も、語るべきことは特にない。ただ、それらのせいで結局その日はジムにも行けず、韓国語学習もパスせざるをえなかったのはゆゆしき事態ではあった。これを疎かにしてしまうと、ぼくの気分はすっきりしない。

そうこうするうち、半年の長きにわたる息子の育休も終わりを迎えた。最後の数日は、行きたくねー、最悪の気分だと大げさに嘆いていたが、まーなんと恵まれた境遇であることよ。多くの会社の男性社員は、そうそう育休取れないで。半年なんてとんでもないで。「ぜ」ではなく「で」と言ってしまうのな、ぼくは語尾。ははは。

ともあれこの間、静電気のいたずらのような頭をしていたキン坊の髪もしっかり長く生え揃い、つかまり立ちさえできるようになってきた。成長のなんと早いことだろう、お乳の出が悪いとかで悩んでないで、もっとあやしてあげたらよかった、もっとかまってあげたらよかったとレミちゃん。うんうん。大切な愛しい時間だったのな。でも、まだまだ続くき。って何弁。