記憶にないけど言ってたかも

りんご娘と、その前身であるアルプスおとめについて語った際に挙げた「アップルストアーはりんご屋です」。ダウンロードし、ジョギング用プレイリストに加えただけではすまず、メルカリに出ていたCDまでもを購入するという惚れこみよう。

お気に入りは、目に見える形で手許に置いておきたいたち。モノは増えていくばかり、おかあさんには叱られてばかり。妻ともいう。

そんな曲について調べる過程で、気になる文章を見かけていた。要約。MVの再生回数が急激に伸びているこの曲は、なにかきっかけがあればばってん少女隊の「OiSa」を超えてしまったりするんじゃないか、と。

ばってん少女隊? 「OiSa」? なんだそれは。
しょっちゅうぼくは言っているな。なんだそれは。どこだそれは。それって誰だ。
まだまだ世の中、ぼくの知らないことだらけだ。新たに知ること、学ぶこと、気づくことはいくらだってある。

というわけで、ばってん少女隊。
九州を拠点に活動するアイドルグループ。「OiSa」はいわゆるバズッた曲。聴けばわかる。そりゃもう納得するしかない。即座にジョギング用プレイリスト入り。

2020年にリリースされたこの曲は、翌年には全国的な話題の曲になっていたらしい。それが3年かけて、ぼくの耳にも入ってきた。今更ぁなんぞといわんでほしい。周回遅れになろうとも、シニアの耳はけっして節穴ではないぞ。

残念だったのはセンターの、MVにおいて初め耳にばかり気をとられていた瀬田さくらが、すでにグループを抜け芸能界からも離れていたことだ。知った時にはもういない。ジミヘン、ジャニスの世界である。ちょっとちがうか。まー、非の打ちどころのないセンターだと思っていた。

最後に、謎の冒頭写真について。
ぼくが九州の生まれであることは前にも話した。福岡だ。そこで一番のお祭りはというと、博多祇園山笠。祖父に抱えられ、幼いぼくは子供山笠に参加している。そこでの掛け声は「おいさおいさ」。記憶にないが、おいちゃおいちゃぐらいは言っていたかもしれない。