土曜日から9連休。
月に1度の韓国語集中講座からスタート。
はじめ7、8人集まっていたのが徐々に減り、
この日は3度めのマンツーマン。
これってめっちゃ緊張する。
何がわかっていないのか先生には丸わかり。
音読が全然ついていけないことも丸わかり。
まだまだ全然だめなことを自分でも再認識。
それが、ま、日々の勉強の推進力にもなるわけだが。
今回用意されたテキストは文化探訪についてのもの。
陶磁器だとか東大門デザインプラザにはさして関心はないが、
百済の歴史やアリランには大いにそそられるものがあった。
語学というより、歴史、音楽の講義を受けているような。
百済については、これをペクチェと読ぶ程度のたしなみはある。
同様に新羅はシルラだし、高句麗はコグリョ。
いくつかの韓国時代劇のせいで、この三国時代は興味深い。
「帝王の娘 スベクヒャン」とか「善徳女王」とかぜひ観てみ。
で、アリラン。
この日初めて珍島(チンド)アリランなるものを聴き、
日本で最も知られているのが京畿道(キョンギド)で、
さらに密陽(ミリャン)を加えて3大アリランと呼ばれていることを知る。
ちなみにこれまでぼくが好きだったのは江原道(カンウォンド)。
えー、あれは3大に含まれてなかったんかーといささか落胆しながら、
帰宅後、未聴のミリャンアリランを検索してみた。
したらばなんと、思いがけなくこれが一番のツボだった。
ライブ映像で、一緒に歌ってほしいとサビの練習から始まるのだが、
この時点でもう声の素晴らしさにノックアウトされたのだった。
伸びる。響く。ぐっときた。歌い手はイ・ヂョンミ。
土曜日、ぼくは韓国語の聞き取りを集中的に勉強しに行ったはずだった。
しかるに、帰って来たらば百済の歴史や遺跡、昔習った白村江、
そしてミリャンアリランに夢中になっていたりする。
これだからおもしろい。お楽しみはまだまだずっとこれからだ。