バカを突き進んでいいものか

毎日更新されているブログなんぞいくらもある中で、なにをぬるいことをいっているんだという気がしなくもないが、実は今月、1日おき更新というのに挑戦している。1日おき。なかなかどうして大変なんだ、ぼくにとっては、これがまた。

まずもって、それだけの時間を捻出するには、どこかでなにかを犠牲にしないといけない。といっても、しっかりジムには行くし、頼まれたら他人の分まで働くし、だいたい削られるのは、大いに由々しきことながら勉強時間と妻との会話ということになってしまう。

その上、ぼくは文章を綴るのが遅い。だらだら考え考え入力している。古い表現でいうと、鉛筆舐め舐め書いちゃ消し書いちゃ消ししている状態。よくいうと、じっくり推敲。単に、書き直しているともいう。ま、ことばの垂れ流しにならないように、とは念じている。

念じながらの、いろいろ言いわけしながらの、今日この頃。
これまでになく今年は梅を愛でていたように思う。花だけでなく、枝ぶりまでを感慨深く眺めていた。年相応に、ぼくも枯れてきたのだろうか。来年は熱海や曽我の梅園を訪れてみようかと思っている。

お出かけといえば、この週末には三島、来週は山北を予定している。三島へはイチゴ狩り、運がよければ花見も。山北はよさこい見物、運がよければ花見も。って、花見ばっかりやん。まー、しっかり時期見て、それだけのために絶対よそにも行くけれど。

ところで一昨日、駅ビルで妻と買い物中に息子一家と遭遇した。息子だけ、あるいは嫁だけというのにはこれまでも出くわしていた。筋ふたつ隔てただけの、同じ市内に住んでいるわけだから、珍しいことではないだろう。しかし、期せずして一堂に会したのはこれが初めてだった。

思いがけず外出先で見かけたキン坊はこの上なく天使で、食品フロアを行く周囲の人々に、ぼくは言いたくてたまらなかった。「見てよ皆さん、うちの孫。どうです、可愛いでしょう、すごいでしょう。この子が産んだの、うちの娘(嫁ともいう)!」もうジジバカ度全開だ。

さすがにその場では思いとどまったが、あとでこっそり娘に告げると、自分も見て見て~ってお散歩してます、と。まー、親バカはよかろう。きみが産んだ。当然だ。むしろバカなぐらいでないと困る。しかし、祖父はどうか。しかも血のつながりはない。バカを突き進んでいいものだろうか。