なぜこうもダメな人が気になるのか

ダメな人たちのブログを読んでいる。
というと語弊がありそうだが、いずれも自分がダメ人間であることは自覚していると思われる。

仕事がない。あっても続かない。そもそも働く気がない。
少なくない借金を抱えている。しかも内緒。
誰ともうまくやっていけない。
まー、そういった人たちだ。本人たちも苦しんでいる。

彼らにはいくつか共通点がある。
家族がいない。いないに等しい。
パートナーがいない。ほぼいない。
友だちがいない。たぶんいない。

なので、何事もひとりで決める。
相談する相手も、思いとどまらせてくれる者もいない。
だから、選択を誤る。誤ってばかりいる。

なぜそこで仕事をやめる?
なんであの時引っ越した?
どうして周りがみな馬鹿に見える?
あー、歯がゆい。

なにか言ってやりたい気持ちにもなるが、彼らはきまってコメント欄を閉じている。誹謗中傷も相当数あるだろうから、他人の言うことなんか聞きたくないのはわかる。が、それにしても。というわけで、けっして当人たちには届かないであろう叱咤激励指導鞭撻。

なぜ自分の周りにはクソみたいな連中ばかり寄ってくるのかって?
それこそまさに、類は友を呼ぶ。
不機嫌な人には運も寄ってこない。運は不機嫌な人を素通りすると知れ。
いつまでもグチグチ言ってないで、笑いとばそう。
うれしかったことを思い出そう。楽しいことを考えよう。

あと、クズな自分アピール、それに振り回される架空ブログについてはどうしたものか。それでアクセス数を稼ぐというビジネスモデルなのかもしれないが、なんだかなー。読まなきゃいいじゃんと言われたらそれまでの意見ではある。

なぜぼくはダメな人から目を離すことができないのだろうか。
それこそが一番なダメなヤツの証ではないか。