上の句、下の句、そして結び。
実写版映画で3作とも観た「ちはやふる」。
原作となったマンガがネットで無料というのでつい読んでみた。
したらばこれが、映画など及びもつかないほどにおもしろい。
無料なのは3巻までだったので、以降はより安いツタヤでレンタルした。
いや、もう、何度泣かされたかわからない。
マダムまでもが夢中になって、ふたりして涙声で語り合っていたりする。
「ヒョロ君が、原田先生が、詩暢ちゃんが、桜沢先生が」。アホか。
ひと月ほどかけ、やっと最新刊の44巻までたどり着いた。
いや、もう、何度泣かされたかわからない(それはさっきもう言った)。
うーん、この先どうなるクイーン戦。次の45巻は10月発売だそうな。
うーん、どうする。連載中の雑誌買って読むか。アホやろ。
遅ればせながら説明しておくと、「ちはやふる」は競技かるたを題材にした少女マンガ。
高校で競技かるた部を作った主人公とそれを取り巻く人々の成長の物語。
登場人物それぞれにぐっとくるエピソードが用意されているのが憎い。
いや、もう、何度泣かされたかわからない(まだ言うか)。
愛蔵版とか出たら揃えてしまいたいほどだ。
とりわけぼくが好きなのは現クイーン。
かるた以外にはなにもできず、ファッションセンスなく、性格は京女らしくいけず。
なのにというか、だからというか、自分には札の1枚1枚が小さな神様のように見え、
それらが好き勝手に喋るので超うるさいという、そのかるたへの深い愛情。
これは応援せずにいられようか。というか、好きだっ。
あいやー。ほとんど実在の人物のように思いを込めておりますが。
写真は、2年前に比叡山に行った時のもの。
沿線には競技かるたの聖地である近江神宮があるということで、
京阪石山坂本線にはこんなラッピング車両が走っていた。
当時は映画版しか知らず、なんで広瀬すずじゃないんだと不満だったが、
そういうのもちゃんと走っていたらしい。
いや、しかし、クイーンも載せてほしかったぞ、と。