春よなぁ

梅に、ミモザに、やがて桜。
春よなぁ。春だわいなぁ。
……春なのに。

前回、ディズニー・ロシアの映画について書いたら、そのロシアがとんでもないことをしでかしてしまった。かの映画は現地ではすでに第3章が公開されていたらしいが、この先、日本に入ってくることはあるのだろうか。しょーもない作品だったかのように書いたが、公開されたらきっと観に行くことになるだろうと思っていた。
それにしてもプルシェンコにはがっかりだよ。

というわけで、何も書けずにいた2月。
月に1本ぐらいは映画を観たい、1冊ぐらいは新刊も読みたいものだと常々思っているぼくは、女性スパイ映画「355」をふーんと観て、筋トレ女子の物語「我が友、スミス」を熱く一気読みしたのであった。続けて買った「日刊イ・スラ」は金原先生のお墨付きだが、これがなかなか読み進められずにいて、3月いっぱいかかりそうな予感。そして、今月は観たい映画も特にない。

かように映画館に足が向かない昨今だが、そのぶんドラマはせっせと観ている。というか、この15年だかもっとだか、我が家では韓国ドラマを切らしたことがほとんどない。常に何か観ている気がする。始まりはペ・ドゥナとイ・ウンジュだった。留学生役で出ていた日本映画「リンダ・リンダ・リンダ」でペ・ドゥナに惹かれ、また同じ頃に自殺の報に接したイ・ウンジュに見とれ、彼女らの出演作品を漁り始めたのがきっかけだ。そこから新たに好きな女優が現れ、少数ではあるが好きな男優も現れ、予告編観ちゃおもしろうそうなドラマを見つけ、そんなこんなでこれまで100本以上の韓国ドラマを観ている。語るよ、ワタシは大いに。聞いてくれさえすれば。

などといいつつ、聞かれてもいないのに告白するが。
というか、決意表明してしまうが。
実はハングル検定の2級を受けようかと思っている。
準2級に受かった時、試験のための勉強はもういいやと思ったのにもかかわらず。
で、試しに過去問を解いてみたのだが、いや、解いてみたというのは嘘で、予想に反してまるで解けなかったのだが、それでも受験する気は失せなかった。ただ、春試験は無理だなと思っただけだった。試験は年に2度、春と秋にあるのだが、じゃあ秋試験には間に合うのかというのはナシにして、今はとにかくせっせと勉強している。

ところで、とある雑誌の広告でこんな見出しがあったのを覚えている。
退職後にしてはいけないこと。ひとつ、ジム通い。ふたつ、語学学習。
ふはは。悪いな。ぼかぁ、どちらも退職前からやっている。

あと、報告もうひとつ。
先日あった検査にて、ぼくのガンは再発も転移もしておらず、次の検査は1年後。
これまでのように半年後ではなく、1年後。
それがひどくうれしいのであった。春よなぁ。

ウクライナの人々に1日でも早く笑顔が戻りますように。