そもそもが月、火、木の週3日勤務である。毎週、金、土、日の3連休があるわけだ。この夏は、そこに2度の月曜休暇が与えられた。つまり、2週にわたって4連休ができてしまった。
しかし、そもそもが週3日勤務である。それはもう言ったので、別の言い方をすると、毎週4日は休んでいるわけだ。そして、うち3日は連休だ。毎週だ。それでもう十分ではないかと思う。
この時期、世間では9連休という人も少なからずいるらしい。現役時代であれば、おそらくぼくもそうだったろうし、それはとてもありがたいことでもあった。しかし、今や毎週4日を好きに過ごしている身では、ふーんとしか言いようがない。
というわけで、ぼくの4連休の1日め。いつも通りにジムに行き、いつも通りのメニューをこなす。同じ頃、妻は歯医者からの帰りに、保育園帰りのレミさんとキン坊に遭遇したという。めっちゃ羨ましいんですけど。
2日め。朝からジム。連日なので軽めのメニュー。といっても、筋トレを4種とばすだけ。有酸素はむしろ長め。午後、息子がキン坊連れて遊びに。キン坊、機嫌よく遊び回っていたのが、近所に救急車がやって来たのに驚き泣く。繊細。
3日め。終日雨にて、出かけたのは近所のコインランドリーと、その待ち時間に寄ったドラッグストアのみ。あとはひたすら読書。10冊ほどあるシリーズものの3冊をメルカリで買っていたのだが、その2作めを1日で読み終えてしまったので、慌てて残りをとりあえず4冊落札。
4日め。やはりほとんど終日雨。めげずにジム。この降りではさすがに空いているだろうと思っていたら甘かった。なんだこれはと混雑ぶりに苦笑しつつ、中1日でもショートメニュー。だって、マシンふさがってるんですもの。
実はこの間、24時を回るたびに映画のチケットを取ろうとしていたのだが、朝一番のエグゼクティブシートにはまったくたどり着くことができなかった。一般席嫌だし、レイトショーとかもっと嫌だし。などと言ってるうちに「ファイナル・レコニング」見逃したし。
ところで、このような生活を、ほとんど毎日が日曜日だとぼくは感じている。週3日の勤務といってもフルタイムではないわけで。縛りから解放されて、自分の好きに時間配分して過ごしていいわけで。こういうのを、毎日が日曜日だと思っている。というか、思っていた。
ところが、リタイア後の毎日が日曜日だなんてとんでもないという人がいて、趣味だのなんだので大いに忙しいらしい。ということは、なにもせずにいるのが日曜日ということなのだろうか。無趣味で、暇持て余して、居場所も行き場も、つまりは身の置き所がなくて、とかそんな。
ちょっとわからなくなってしまった。
「毎日が日曜日」の使い方を、ぼくはまちがえているのだろうか。