15年以上にわたって韓国ドラマを切らしたことがない我が家。さしあたって見たいドラマがなくなったところでNETFLIXはいったん解約、しばらくおいて新作がたまってきたらば再開。というのをこれまで何度か繰り返してきた。かわりにU-NEXTだのディスニープラスだのと契約してきたのだが、今回の空白期間はというと、おとなしくテレビ東京の「カーテンコール」を見ていたりする。
「カーテンコール」。カン・ハヌル、ハ・ジウォンらによるこの作品は、何年か前にプライムビデオですでに見ている。いるのだが、地上波でやるならもう一度見てもいいと思えるほどに、ぼくも妻もお気に入りの作品なのだった。しばらく前に見返した「善徳女王」も「スベクヒャン」もそうだった。
ちなみに、夫婦してそれぐらい気に入っている韓国ドラマはというと、新しいところで「おつかれさま」、「隠し味にはロマンス」、「涙の女王」、「海街チャチャチャ」、「愛の不時着」、「マイ・ディア・ミスター」。古くは「がんばれ!クムスン」、「オ・ジャリョンが行く!」、「家族なのにどうして」、「ゴハン行こうよ2」、「お父さんが変!?」あたり。
また、妻はそれほどでもなかったようだが、ぼくは他にも「椿の花咲く頃」、「九尾の狐と危険な同居」、「生まれ変わってもよろしく」などがいたくお気に入りである。ここいらへんに関しては、いくらでも語りますよワタシは。わはは。
というわけで、改めまして「カーテンコール」。これね、カン・ハヌルがね、もうね、うまいんですわ。「椿に花咲く頃」で「おおっ?」と思わされたものですが、それに輪をかけて素晴らしい出来。そいでまた、ハ・ジウォンが美しい。こんなきれいな人と、ぼかぁ4度も握手したりハイタッチしたり、一言とはいえ言葉も交わしたのだなぁと感慨深い。あ、ファンミーティングに行った時の話ね。
これは妻も言っていた。ファンと同じ舞台、同じ場所に立っているのに、彼女にだけ別の照明が当てられているのかと思うほどの、圧倒的なオーラ。この世のものとも思えない、息が止まるほどの美しさ。もう、ため息つくしかない。まー、ため息つけるんだから、息が止まったりはしないんですが。
ともあれ、かように文体が乱れるほどに入れ込んでしまうわけ。ぼくは韓国ドラマに。ずいぶん前、なかなか寝付けない夜、布団の中で、これまで韓国ドラマを何本見たか数えてみた。すると、135本ぐらいまで数えられた。今だと150本以上になっているはず。
語ってもいいんじゃないかと思う。ハ・ジウォンだけじゃなくて、アイユもスジも、ヘリもイ・ハニも大好きだで。カン・ハヌルだけじゃなくて、ソン・ガンホもソン・ドンイルも好きだで。コン・ユもイ・ミンホもいい男だなぁと思うで。って、語るのはいいけれど、誰もついてこれない、誰も聞きたくないってか。


