買取りに積極的な姿勢を見せるHMVに、レコード、CD、DVDを売ってみた。
持ち込む必要がないというのがいい。
連絡すればすぐに段ボールが届き、それに詰めて送り返せばいいという。
試しにまずは100枚ほど。終活の手始めのようなもの。
高値が付いたのはやはり古いレコードで、吉田美奈子の『扉の冬』が3,024円。
細野晴臣の『トロピカル・ダンディ』が2,160円。
あがた森魚の『日本少年』、友部正人『誰もぼくの絵を描けないだろう』がどちらも1,512円。
同じ友部正人でも『どうして旅に出なかったんだ』はもっと高値が付きそうだが、
発売禁止になったこれはさすがに手放す気になれなかった。
あと、平山みき『EMISSION』が1,188円、友部正人『にんじん』は1,080円。
1,000円を超えたのはそこまでで、以下あがた森魚『乙女の儚夢』972円、
四人囃子『一触即発』、吉田美奈子『MINAKO』、友部正人『また見つけたよ』、
シカゴの4枚組ライブ『アット・カーネギーホール』がどれも864円。
その下に648円のはちみつぱい、540円のあがた森魚、432円の松原正樹、
324円の遠藤賢司、佐渡山豊、ショッキング・ブルー、216円(泣)の今剛などが続く。
過剰在庫だろうと想像しつつもK-POP中心に放出したCDは概して安く、
T-ARA918円を筆頭に、「九家の書」サントラ810円、少女時代TTS486円。
DVDはT-ARA756円、IU594円、少女時代540円といったところ。
こうして全98枚、しめて26,747円が振り込まれた。
ウハウハと使ってしまう。
高いと敬遠していたパラシュートの2014年ツアーライブDVD。
出たばっかりの和楽器バンド、武道館ライブDVD。
そして、通りすがりに目に入ったボディバッグ、しかも白。
臨時収入はあっという間に消えた。
ぼくには、しかし、自覚がある。
微力ながら日本経済を回していることの。