だいじょうぶマイ・フレンド

先月末に一度更新しようと思っていた。
その時の書き出しはこうだった。
「3月はつまらなかった。4月はたぶんもっとつまらない」
いや、もう、つまらないとかの話では全然なくなってしまった。

会社からは自宅待機を言い渡された。
それは、まー、リタイア後の予行演習みたいで悪くない。
オンラインでの個別授業となった韓国語はもともと月イチ。
電車に乗らずにすむのはむしろ好都合で、これも大きなダメージではない。
だがしかし、映画館とジムとの休館。これがぼくには痛かった。

以後、どんな生活か。
ええ、それはもう、韓国語の勉強ははかどりますぜ。
でもって、運動不足は外を走ることで解消せんとす。
が、足裏の感覚、着地時の衝撃のあまりの違いに呆然。
外は風も吹いてるし。ランニングマシンのなんと楽ちんなことであったか。

海岸での猫撮りは従来どおり。
三密とは無縁だろうと思いきや、行き場を失った人たちが海に集結。
日により場所により、ちょっとまずくないかいと思うほどの人出。
そんな中でも、さすがに猫が住む防砂林の中はほぼ無人。
時に先客ひとりいて、しばし猫事消息など。
このところマダム以外の唯一の話し相手だったりする。

買い物は、申し訳ない、ほとんど毎日のように行ってしまう。
スーパーに行き、100均に行き、ホームセンターに行き、
ドラッグストアに行き、本屋に行き。
あと、通りがかりの神社にも。

なんか、もー、全然外出自粛していない。
映画館とジムが閉まっているから、そこには行っていないだけ。
ダメなんじゃないか、これ。
今はまだなんとか大丈夫そうでも、来月になったら絶対ダメでしょ。

来週からぼくは出勤予定で、でもまたすぐに連休なわけで、
緊急事態宣言が解除されるとは到底思えないし、先の見通しはまるで立たない。
そんな中でもよかったなと思えるのは、ガン検査を3月に無事に終えていたことと、
なんのローンも抱えていないことだったりする。

今のところ大丈夫。
感染の恐れ以外。
みんなも大丈夫でありますように。
感染したりしませんように。