スベッキャンロス症候群

DVDをレンタルして見たら負け。
うちの韓国語の先生はそう言った。
彼女は数ヶ月かけてテレビで「奇皇后」を見たという。
DVDが全巻揃ったところで一気にレンタルしたぼくは、じゃあ負け組。
それが昨年秋の話である。

なにか見続けていないと収まらないのが韓国ドラマ。
なんの予備知識もないまま続けて見始めたのが「帝王の娘 スベクヒャン」。
略してスベッキャン。
全108話、DVDにして36枚あるそれを、このほどようやく見終えた。

特筆すべきは最後の9枚、これをばレンタルではなく、買ってまで観たという快挙。
いや、快挙というか惨敗というか。
人気作でレンタルしづらい状況だったというわけでも全然ないのに。
だってなー、ボックスセット買うと特典映像ついてくるんだで。はは。

それぐらいハマッてしまった。ぼくのみならずマダムまでもが。
Vol.4だけとはいえボックスセットなんぞ買えたのは彼女の同意があってこそで、
つまりこれは我が家史上最高の韓国ドラマとなったのだった。
そんなお楽しみを失い、ぼくら夫婦は先日来味気ない日々を過ごしている。

次は「善徳女王」あたりでどうか。
韓国ドラマファンの方、ぜひお友達になりましょう。
というか、お薦めハセヨ。