椿、桜の花咲く頃

姿を消した猫を探しに防砂林の奥深くへと分け入ると、ほとんど松の幹と葉だけの世界にわずかに1本、千重咲きのツバキ。ここまで足を運んだ目的をしばし忘れ、つい見とれてしまったのだった。

ツバキ。
韓国語ではトンベクというのだと、ネットフリックスで見た「椿の花咲く頃」で知った。主人公トンベクが営む店の名はカメリア。こちらは英名。
本国ではあの「愛の不時着」よりも好評だったというこのドラマ。うーむ、わかるぞ。おもしろかったぞ。ちょっと泣けたぞ。

ということがあってかなかってか(なんだこの日本語)、花見日和の週末、人出を嫌って近所の椿庭園。サクラではなくツバキをば見んとぞ欲す。ああ、ツバキや、可憐やなぁ。

翌日曜日の雨でサクラはずいぶん散ったかと思われたが、月曜日、今や毎日が日曜日のぼくはこの日にお花見に行くことにした。土曜日ほどの人出はなかろうもん。候補地はいくつかあったが、今年は10年ぶりぐらいの鎌倉を選んだ。段葛を歩いて、ついでにクルミッ子カフェにも寄ってみようという作戦。

クルミッ子。
鳩サブレーを押さえて鎌倉銘菓第1位とも言われる菓子。
とかいいながら、ぼかぁ、自分の土産に鳩サブレーのワッペンを買ったのだが。うひひ、Gジャンに縫い付けてやるんだ。

というわけで、その他3月のあらすじ。
告知以来6年めの癌検査。結果、再発、転移なし。めでたし。
今年初めての映画は「ラーヤと龍の王国」。泣いた。
「あつ森」はメンバーの入れ替え著しく、現在はさすけ、オリビア、ジュペッティ、タンタン、ドレミ、ジェシカ、さっち、ゲンジ、サリー、みつお。
メルカリでamiboカードまで買ったりしたぞ。あと、シベリア欲しい。別れはいつもなんだかつらいが。

星に願いを。
全世界平和。
コロナが終息に向かいますよう。