起承ばかりで結どころか転もない

忘れないうちにというか、手遅れにならないうちにというか、とにかく書く気が失せないうちに先週の出来事を書いておく。「これまでのあらすじ」たる所以。

山梨県でのいちご狩り。
謳い文句の「5種食べ比べ」が、行ってみたらば「8種食べ比べ」になっていた。うほほいとばかりに目標の60個めざしてバクバク食べていたら、もうなにがなんだかわからない。定番のあきひめ、とちおとめ、紅ほっぺだとか以外になると、いったいなにを食べたんだか。吟味なんてことばは辞書から消えた。
次はもも狩りに行こうとぞ思ふ。

今年5本めの映画は「デューン 砂の惑星 PART2」。
評判はすごくいい。映像もすごいと思う。なにより全然退屈しなかった。
だけど、それでも、だけれども、あの蜂起、あの戦闘に胸が高鳴ったり熱くなったりしたかというと、はっきりとそれはなかった。「RRR」にはあんなにわくわくしたのに。なにがちがうんだろ。「起承転」で終わってるからだろうか。

「結」なしで終わったといえば「フリーレン」。
しかし、これはこれで十分おもしろかった。好きだった。というか、終わってしまって淋しくなった。だもんで、きっちり「三体」に絡め取られた。ネットフリックスの思う壺。

しかし、これもなー。「力の指輪」ほどではないが、がっかりした。近頃、「起」とか「承」止まりで、「転」までも行かない作品が多すぎないか。何年後かに完結した頃、まとめて観ろってか。

そして、音楽プレイヤー話の続き。
前回は巨大化したiPodへの不満を述べたわけだが、百聞は一見にしかず。
左から、iPod nanoの第6世代と第7世代、iPod touchの第7世代、そしてアンドロイドスマホ。やっぱnanoはちっちゃくてええなぁ。

前回述べたような理由で、現在、不本意ながら第7世代iPod touchをジムでの有酸素運動時に使っている。当然の如く、ジョギングには速くて威勢のいい曲がもってこいだ。ジャンルごとにそれ用のプレイリストを用意している。

今やジムは、ぼくにとって一番のリスリングルームであり、ジョギングの供として聴いているのか、これらを聴きたくてジョギングしているのかよくわからなくなっている。ちなみに、意識が別のところにいってしまうので、筋トレ時に音楽は聴かない。